映画

2019年1月30日 (水)

マチルダ 禁断の恋

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アップリンク吉祥寺で「マチルダ・禁断の恋」を観てきました。こういう映画を歩いて観に行けるのは本当に嬉しいです。それにしても、何回もアップリンク吉祥寺に来ているのに、どうしてスクリーン2しか入ったことないのか不思議。ほかのスクリーンでも観てみたい。

19世紀末。バレリーナのマチルダ(ミハリナ・オルシャンスカ)に一目惚れしたニコライ二世(ラース・アイディンガー)は激しく愛し合うようになったが、彼にはヘッセン大公女アリックスという婚約者がいた。

ストーリーはハッキリ言ってメロドラマです。音楽もあまーーーーーーいsign03甘すぎるよ。そして世界史を少しだけでもかじったことがあれば、この二人がどうなったか知っているはず。だがしかし。これは思うに「ザ・映画」です。

マチルダは実在の人物でマリインスキー劇場のバレリーナだったので(しかもプリマ・バレリーナ・アッソルータという世界的に認められたバレリーナ)、きらめくマリインスキー劇場でロケ(ただしバレリーナはペルミバレエの方々。)。踊るバレエは古典的なスタイルとオリジナル振り付けで、古典的踊り方。夏の宮殿(エカテリーナ宮殿)でもロケをしているし、7000点にも及ぶ衣装小物の布総重量17トンcoldsweats02よく資金が集まったものですなあ。

ロシア国内ではニコライ二世を聖人視している人々も多く、このスキャンダラスなストーリーに反発して上映禁止に追い込まれたり、プーチン大統領までが論争に参戦したりと、この映画が国に与えた影響もすさまじいものがあります。

今邦画でこんなにスケールの大きいものは存在しないので、とてもうらやましいです。そういえば国内では映画どころか年末スペシャルドラマみたいな大がかりなものもなくなったし、大物の女優俳優さんたちがもったいないなあ。私の大学生くらいの時は年末2夜連続6時間ドラマとかあって、紅白も観たいけどこっちも観ないとと大変でしたよ。忠臣蔵すごかったな~。セットとか超リアル&お金かかってて見応えあったし、坂上忍が大石主税の役で、父の大石内蔵助(里見浩太朗)から切腹の作法を習ってるシーンで大泣きしたっけなあ。

話題は反れましたが、この映画は劇場で観ないと意味がない。きらめくロシア帝国の最後の輝きを見逃してはいけませんよsign03

 

2019年1月21日 (月)

ミスター・ガラス

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TOHOシネマズ府中で「ミスター・ガラス」を観てきました。年末年始なんだかバタバタ忙しくて、映画あんまり観られなかったし、見逃したのがいっぱいあって残念。遅くなっちゃったけど、年始一発目は楽しみにしてたシャマラン監督作品でキマリです。

アメコミに出てくるような超人の実在を確信する異常な頭脳を持つイライジャ(サミュエル・L・ジャクソン)は、その証明のために大量殺人を犯した。アンブレイカブルとして実在を証明されたデヴィッド・ダン(ブルース・ウィリス)は自分の特殊能力を生かして街のために自警活動をしていたが、頻発する行方不明事件の犯人としてマークした相手がビースト、ケヴィン・ウェンデル・クラム(ジェームズ・マカヴォイ)だった。3人は捕らえられ、「精神病」として「治療」を受けることになったが…

M.ナイト・シャマラン監督「アンブレイカブル」「スピリット」に続く三部作第三弾。なるほど、「アンブレイカブル」単体だけよりもずっと世界観が理解しやすいです。なんてったってジェームス・マカヴォイの多重人格の演じ分けがすばらしかったからねえ。「パトリシア」大好き。その彼がどうからんでくるのか興味津々でした。

それにしてもこの精神科医、大槻教授みたいなのかと思ってたら想像の斜め上でした。
シャマラン監督sign01「スピリット」に続きやるじゃないsign01あんまりレビューを書くとネタバレになっちゃうのが申し訳ないからじれったいけれど、彼はこういう愛のお話を書かせるとホントに上手いなあ…

前2作を観てないとなにがなんだかわからないまま終わっちゃうかもしれませんので、必ず観てから映画館に出かけましょう。

 

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2018年12月26日 (水)

メアリーの総て

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メアリーの総て」をイヌトモのAさんとアップリンク吉祥寺で観てきました。こういう都心に行かないと見られない映画をやってくれるのは嬉しいです。

「フランケンシュタイン」を執筆した女性の物語です。それは知っていたけど、あの有名な詩人のシェリーの奥さんだったってのは知らなかったなあ。相変わらず雨上がりのピンクのバラのようなエル・ファニングちゃんが世間知らずのご都合理想主義な若いお嬢ちゃんから心理的成長、脱皮をして一人の女性として目覚め、自分だけの世界を創造するに至る世界観を見事に演じてくれました。

悪しき因習から脱却しようとした男性たちも自分たちに都合のいい自由主義とやらにかぶれてやりたい放題やってる姿が滑稽ですが、現在もその病気は蔓延していてそれに多くの女性らが苦しめられているのもそろそろ終わりにしたいものです。自由とは責任を伴ってはじめて謳歌できるものであって、やりたい放題は動物以下の行いです。

実際は映画のように手っ取り早く執筆できたわけではないですが、それでは膨大な上映時間となってしまいますので、この程度の省略などは映画的手法ってやつですね。全体に流れる退廃感がメアリーの精神状態とリンクして、映画にスッと入り込めます。思ってたのといい方にちょっと違うよ。

2018年12月20日 (木)

バーフバリ 王の凱旋

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バーフバリ 王の凱旋」をついに吉祥寺パルコにオープンしたばかりの映画館、アップリンク吉祥寺に観に行きました。

クラウドファンディングでは私も微力ながら協力をしたのですが、映画が始まる前に協力した人たちの名前(ハンドルネーム)がドバーッと流れた中に私のも発見できてちょっと感動しました。

初めて入ったシアター2は席数52。どの席からもスクリーンが見やすく、画面はクリア、音響は素人の私にわかるくらいすばらしい。ただ、フットライトがすごく明るくて、スクリーンが暗い時は画面に集中できません。前席のが床に反射して眩しいのでこれはなんとかしてほしいです。

トイレもTOHOシネマズ並みの数でしかも最新式。特に手洗いはダイソン製で、手の水滴をものすごい勢いで吹き飛ばします。さすがダイソン。

そんなステキなスクリーンで観るバーフバリ、もう最高happy02sign03なんでもっと早く観なかったのか、自分で自分をぶん殴りたくなりました。

私の通っている整体院のお兄さんは昔バックパッカーで、インド方面も放浪したそうです。当時あちらではまだ田舎ではテレビもないし、字も読めない人がたくさんいたし、読めても本をたくさん買うほど経済力がなかったので、映画はものすごく人気のエンターテイメントなんだって。戦後の日本みたい。当然みんなが観ることを想定するとストーリーはわかりやすいほうがよいのです。

難解、ポエトリー、政治的アピールと色々な映画があり観に行きますが、こういう映画の原点に戻った正調エンターテイメントを観ると「だから映画が好きになったんだなあ」としみじみ思います。「バックトゥザフューチャー」とか「インディージョーンズ」とかね。ちなみに私が映画にハマったのは「東映子供映画まつり」ですがね。

わかりやすい英雄譚ですが、押し寄せてくる迫力たるや、口( ゚д゚)ポカーンです。長い上映時間もなんのその、トイレに行きたい欲求は終演後まで気づかず、腰が痛いのもわすれていまして、むしろ元気になって出てきたくらいです。ああ、「バーフバリ 伝説誕生」もやってくれないかなあ。この映画はTVサイズは似合わない。よっし、ウチのプロジェクター買い替えるか(ダンナのカードで)smile

2018年11月29日 (木)

ビリオネア・ボーイズ・クラブ

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新宿武蔵野館で「ビリオネア・ボーイズ・クラブ」を観てきました。ここは素晴らしい映画がかかるけどどこから観てもホントに見にくい。今日は前の座席に男性がいなくてラッキーでした。

1983年ロサンゼルス。偶然金持ち名門校の同窓生ジョー(アンセル・エルゴート)に会ったディーン(タロン・エガートン)は金の投資を持ちかけられるがそこは地獄の入り口だった…

ドアマンが立ってるクラブ、中で流れるFrankie Goes To Hollywoodの「Relux」…いいねえ、私の世代ですな。この頃起きたたかだか25歳くらいの僕ちゃん達による詐欺のお話です。なんで引っかかるんだ⁉️と言うのは外から見てる人の意見。育ちの良さそうな頭のいいイケメンがまくし立てるとなーんとなく信じたくなるもんなんでしょうね。よくいうじゃないですか、人を好きになったら信条は関係ないって。

それにしても。この映画を観にきたのは、これがケヴィン・スペイシーをスクリーンで見ることの出来るたぶん最後の映画だからなのです。それについては色々言いたいことはありますね。

ケヴィンのバカ❗️このバカモンが❗️あんたの演技に惚れてた私たちにどう謝るのさ‼️
大事なことなので大きな声で怒りました。

これで本当にさよならですねケヴィン、大ファンでした。この映画で見せてくれた洒脱な演技、いつもどおり最高でしたよ。さぞやこの映画に出ている大勢の若い俳優の勉強になったことでしょう。

 

2018年11月27日 (火)

ファンタスティック・ビースト 黒い魔法使いの誕生

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TOHOシネマズ日比谷で「ファンタスティックビーストと黒い魔王使いの誕生」を観てきました。

黒い魔法使いグリンデルワルド(ジョニー・デップ)が脱獄した。ダンブルドア(ジュード・ロウ)に特命を受けたニュート・スキャマンダー(エディ・レッドメイン)は仲間とともに逃亡先とみられるパリへ向かう。

膨大な量の情報を限られた時間に押し込まなきゃいけないので、全体にキャラクターが薄くてなかなか共鳴しづらいの。目で観るファンタジーとして最高だった1作目とは違い、2作目というのは次につながなくてはいけないので大変ね。でもこのキャラ、必要?って人が結構いたりして、この人たちもきっと3作目で大暴れするのね、と得心するしかありません。

人がファシストに取り込まれるときって、何らかのすごい魅力が働くと思うんだけど、確かにジョニー・デップにはその力があるとは思うけれど、それにしたってもうちょっとクイニーの傾倒にはドラマを割いてくれてもよかったんじゃないかなあ。そしたら支持者が増えたことに対してこの人たちにも同じことが起きたと私たちにも瞬時に理解できると思うんですが。

映画にはプロがたくさんかかわっています。シロートの私たちにわかるほどの瑕疵というのはそのプロがやむを得ないとわかっててあえてそうしたというものでしょうけどね。

それにしてもジュード・ロウ、ステキなおっちゃんになったなあlovely大人のゆとりというか、ゆったりとした包容力というか…次回からフルで出てくれる(?)んだと思うとそれだけで次作が楽しみで仕方ありません。

 

2018年11月26日 (月)

ジョニー・イングリッシュ アナログの逆襲

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TOHOシネマズ日本橋で「ジョニー・イングリッシュ アナログの逆襲」を観てきました。しょっぱなから笑いっぱなし、ほっぺたが痛くなっちゃいますよ。

G12開催を控えたイギリスでサイバー攻撃が頻発、現役スパイの情報が漏れて引退したスパイに探らせることに。ジョニー・イングリッシュ(ローワン・アトキンソン)は引退して小学校で教師をしていたが、相棒のボフとともにイギリスの、いえ世界の平和を取り戻す戦いに臨む。

その小学校がそもそもホグワーツのパクリリスペクトっていうね。そっから笑いが止まらない。

引退した有能そうなおじいさんスパイ3人のショットにも撃ち抜かれましたね〜。超カッコいいジジイどもは、ホグワーツの校長マイケル・ガンボン、ミスマープル シリーズ「チムニーズ館の秘密」のケイタラム卿を演じたエドワード・フォックス、そして同じくマープル の「親指のうずき」や「007ユアアイズオンリー」出演のチャールズ・ダンス‼️スーテーキーhappy02heart04ハアハア…ちょっと落ち着こう…

いろんな映画の引用で映画ファンを楽しませてくれるし(あのカーチェイスやってた道って「慰めの報酬」に出てた道と似てるような気がする)、それっぽい女優さんを出したり(今回はヒロインのオルガ・キュリレンコ)、なんといってもいつもの「んなわけないでしょcoldsweats01」っていうのがイタ楽しくてやめられない。ダニエル・クレイグも続投するようだし、ローワンも頑張ってこのシリーズを続けて欲しいなと思うところであります。

2018年11月17日 (土)

ボヘミアン・ラプソディ

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TOHOシネマズ新宿で「ボヘミアン・ラプソディ」を観てきました。

この映画は何としてもドルビーアトモス&TCXかIMAXで観たかったのですが来週の木曜日までなので慌てて観に来たのです。もっと長く大画面上映するべき。ついでに言えば、一緒に歌ったり踊ったり出来る上映会を1日1回するべき。そしてプレミアシート予約しておいて大正解でした。声を出したり踊る代わりに口パクで歌ったり隣近所に見えたり響いたりしないようそーっと動いたり出来たので(^_^;)じっとしてるなんて無理だよsign03そんで思いっきり泣けたしcrying

空港で荷物係として働くペルシャ系インド人のファルーク・バルサラ。彼がのちにフレディ・マーキュリーとして世界中の人に感動を与えることになると誰が知っていただろう…

私のiPhoneには…というかレコードの時代はカセットテープ、ポータブルCDの時代にはCD、iPodの時も今もアルバムの音楽データとしてずっと一緒にいるのはマイケル・ジャクソンとプリンスとクイーンとデッドオアアライブ。もう30年以上も私とともにいてくれている人たちだ。マイケルが亡くなった時は「ついにこの時が来たか」、プリンスの時は「やっぱりか」とある程度覚悟していたものですが、フレディが亡くなった時はとても信じがたくなんだか何かを身体からむしりとられるような喪失感を感じました。その喪失感を癒すことなく四半世紀が過ぎ、今日観たこの映画で失ったピースを取り戻すことができたような気がします。

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2018年11月 7日 (水)

ヴェノム

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TOHOシネマズ新宿で「ヴェノム」を観てきました。明日からここのDolby ATMOSやIMAXはフレディ・マーキュリーの映画「ボヘミアン・ラプソディ」に占められてしまうので(当然観ますがね)、封切1週間も経たず大画面系がなくなっちゃうので急いで観に来たのです。

ジャーナリストのエディ・ブロック(トム・ハーディ)はある出来事によりシンビオートという生物に寄生されるが…

うーんこれ以上は書けないのがじれったい。「えっ、こんな方向に⁉️」という展開で、なんか思ってたのと全然違う…coldsweats02こういうの映画の王道はああなってこうだろうという展開ではもう満足できないカラダになっているので、ある意味嬉しい誤算でした。

ですが…なんか生ぬるいのよ。アクションも、寄生される過程も、なんだか物足りないのです。もっと恐怖と嫌悪をひしひしと感じる予告編だったと思うんだけどたいしたことなくてちょっと拍子抜けだし、トム・ハーディの健闘は讃えるけれど人物描写が薄い。やっぱりレーティングを気にするとこういう風になるのでしょうか。こんな中途半端な感じに仕上げるくらいなら、子供に見せなくたっていいじゃない❓大人になったら見られる楽しいものってたくさんあるって子供に知らしめたほうが未来に希望が持てていいんじゃないかな。大人になるのは意外と楽しいんだよって。

2018年10月31日 (水)

2001年宇宙の旅

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TOHOシネマズ新宿で「2001年宇宙の旅」を観てきました。だって、TVサイズでしか見たことないこの作品を製作50周年記念でIMAXでやってくれるっていうんだから、行くしかないよね。というのもこの作品は大画面で上映するのを前提にしているので、IMAXだったら文句ないでしょう。

あまりにも有名すぎるこの作品、オペラのように照明がついているのに前奏曲が流れ、インターミッションもあり、それが終わると間奏曲が流れる。最後にインターミッションがある映画を観たのはいつだっただろうか。世紀の問題作マイケル・チミノ監督の「天国の門」だったような気がする。(なんとこの映画、ダンナとの初デートで観たのです。もっとほかにカップルが見るにふさわしい映画があっただろうに、何を考えてロシア移民虐殺問題の映画など観たのだろうか。)まあおかげでインターミッションの意味も知っていたので、さっさとトイレに行けて並ばずに済んだのはラッキーといえるかも。

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