文化・芸術

2018年2月17日 (土)

お能を観てきました

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友人Aのお誘いで銀座シックスのB3Fの能楽堂でお能を観てきました。

高校生の頃、学校の講堂で「羽衣」と「土蜘蛛」を観て以来なので(ちなみに狂言は「附子」でした。)何とも久しぶりの鑑賞です。

 

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2018年1月 3日 (水)

キエフバレエ 新春ガラ

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イブにくるみ割り人形を観に来たばかりですが、今度は犬トモに誘われてキエフ・バレエのバレエガラを観に来ました。今日はの着物は大島の長着と牛首紬の洒落袋帯。ガラはいいとこどりですので、子供さんや初心者の入門編にちょうどいいんです。居眠りしている暇はないですよ。

今日のガラは3大バレエ名場面集。くるみ割り人形、白鳥の湖、眠れる森の美女という豪華かつ人気のプログラムです。本当にすごいいいとこばかり踊ってくれるので楽しいのですが、白鳥の湖はさすがに「こっからだろうsign03」と突っ込んでしまいました。だって「情景」は子供でも知ってる名振り付けの場面ですが、これから舞踏会でオディールが出たりロットバルトとの闘いがあったりと見どころ満載なんだもん。でもこれも「続きが観たい」と思わせる策略かなっ。

くるみ割り人形はパーティー部分ですので先日と変わらないメンバーですが、クララの役が違う人だなあ。アジアの踊りの、手も足も信じられないくらい長くて細いひとだ。そしてやはりここの場面は面白い。中国の踊り、拍手喝采でした。

眠りの森の美女も結婚パーティー部分。初めて見るんだよなあ。長靴をはいた猫が長靴はいてない。いいけど。青い鳥すてきだなー。きつそうな踊りだなー、鳥だから余裕持って飛ばないとだしねえ。フロリナ王女も、バレエコンクールの課題に必ず入ってるバリエーションはYouTubeではさんざん観ているけど生はやっぱり(・∀・)イイ!今度は全幕観てみたい…って見事に策略に引っかかってる私であった。

イブの公演の帰りは寒い中歩いて帰ったのですが、犬トモはちゃんと道を知っていて、ここ国際フォーラムの地下から東京駅まで地下道でつながっているのですね。寒いところはありますが外ほどじゃなくて、この道は使えると思ったのでした。

 

2018年1月 2日 (火)

ニューイヤーコンサート2018 ウィーンフォルクスオーパー交響楽団

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新春恒例「ウィーンフォルクスオーパー ニューイヤーコンサート2018」に行ってきました。お正月ですからね、やっぱ着物で。雨が降らなくてよかったです。

今年のテーマは「イタリア」。そのせいか今年はさらに明るいプログラムでした。

プログラムは、

スッペ オペレッタ「ボッカチオ」序曲
➡スッペ好きheart01
ポンキエッリ オペラ「ラ・ジョコンダ」より「時の踊り」
➡ディズニーのカバが踊ってるシーンしか思い浮かばない…と思っていたら、バレリーナ登場。なんと今回初めて「モンテカルロバレエ」的なかた登場coldsweats02
スッペ オペレッタ「ボッカチオ」より「恋は優しい述べ野の花よ」
➡エノケンで有名ですな
ヨハン・シュトラウスⅠ「ヴェネチア人のギャロップ」
ヨハン・シュトラウスⅡ「ヴェネチアの一夜」よりゴンドラの歌
マンクージ ワルツ「ローマ散策」
➡指揮者グイド・マンクージさんの作曲です。父はイタリア人、母はウィーン娘の彼の感性はいいとこどりのようです。

ロッシーニ オペラ「ウィリアム・テル」序曲
レハール 「ジュディッタ」より「友よ、人生は生きる価値がある」
ヨハン・シュトラウスⅡワルツ「シトロンの花咲くところ」
レハール オペレッタ「メリーウィドー」よりヴァリアの歌
フチーク「フィレンツェ行進曲」
レハールオペレッタ「パガニーニ」より「誰も私ほどあなたを愛してはいない」
ヨハン・シュトラウスⅡ「美しく青きドナウ」

アンコール
ヴェルディ「椿姫」より「乾杯の歌」
ヨハン・シュトラウスⅠ「ラデツキー行進曲」

でした。

楽しい時間は経つのが早い。あっという間の夢をみて、今年もスタートしました。

追記:後日あーりんのブログ読んで超ウルトラびっくりcoldsweats02彼女も振袖を着てこのコンサートに来ていたらしいのです。なんですとsign02そんなきれいなお嬢さん、見かけなかったけどsign02

2017年12月24日 (日)

キエフバレエ くるみ割り人形

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今年のクリスマスはキエフ・バレエの「くるみ割り人形」を観に行きました。ずーーーっと観たい観たいと思っていたのです。イブにくるみ割り人形ってガチでステキなヤツですよlovely「じゃあこの後ホテルディナーとか…?」とダンナに聞いたところ「何言ってんだよ、犬が待ってるからすぐ帰るんだよsign01」ええー…

こういう時はディナーがなくてもおしゃれしないとね。何着ようか散々迷いましたが、中村勇二郎さんの菊唐草の江戸小紋に、戦国時代の柄を復刻した柏と菊の袋帯(柔らか物に合う帯はこれしかないのだ。でも柔らか物あんまり着ないからね)。帯締めも渡敬さんの。

場内はさすがにおしゃれした方が多くて、きちんとしてきてよかったcoldsweats01バレエは小さい時からバレエの筋肉や体形を努力して作って維持してきたプロフェッショナルな人たちの努力の結晶を見せてもらうもの。音楽だってわざわざ生オーケストラ。この人たちもたゆまぬ練習をしてきた才能ある人たちです。その人たちの前に出る(目には留まらなくても)時はやはりリスペクトの気持ちを込めてきちんとしていきます。

そして…舞台は夢のようでした。くるみ割り人形がクララを招待してくれるパーティーの場面んはもうsign01スペインの踊りは男性の足がながーーーいcoldsweats02マタドール風の衣装がドキドキするほど似合うのheart01トレパックはすっごく楽しい踊りで、さすがロシアの人たちがスパーンと踊るとものすごくかっこいいのです。中国の踊りはこの中でも小柄な人が踊っていましたが、とてもキュートで、踊りが終わってお辞儀をして「ねーheart04」っと顔を見合わせてぴょいぴょい帰るのがかわいかった。

圧巻は花のワルツで、もうこれは説明はいらないくらい有名なものですが、やっぱりナマで観るとすごいですね。目を開けて観る夢ですよ。ジーンときちゃった。

夢を見た後は東京駅まで歩いて帰るのですが、超寒い。でもそこここで行われているクリスマスのライティングがとてもきれいで、ロマンチックとは遠くなった我々ですがこういうのも悪くないですね。

 

2017年6月 4日 (日)

ジゼルbyボリショイバレエ

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上野の東京文化会館で「ジゼル」を観てきました。なんと初来日から60周年記念ですって。パンフレットによるとボリショイ・バレエの人気は凄まじく、ボリショイ劇場で観るにはいい席だと10万円とかかかるそうですね。あの華麗な劇場で観るバレエって考えただけでステキで一度は行ってみたいですが、それほどまでとはcoldsweats02日本に住んでてよかったです。

今日の着物は黄色の塩沢紬の単に更紗の帯。やはり単のシーズンは着物姿がグッと減って寂しいです。

さて今日のジゼルはエフゲーニャ・オプラスツォーワ。本当はソワレのザハーロワ主演の舞台を観たかったのだけれど、ダンナによると「チケット瞬殺」だったそうでさすがですな。

ところがいざ観てみると、オプラスツォーワめっちゃいいsign03ロシア人にしては小柄で可憐で、心臓が悪くてショック死しちゃうジゼルにぴったりなのです。思わず感情移入しちゃうような演技力、そして何より正確な技術sign01

ジゼルってドンキみたいな派手派手しいフェッテとかあまりなくて地味なイメージがありますが、実はものすごく正確な技術力が要求されるのです。特に後半ではウィリーという幽霊なので、ジャンプしてもどんがどんが音が出るようでは興醒めも甚だしいし、首から背中にかけての硬い線は処女性を現す大切なところなので上半身にあまり動きもなく、しかも下半身はポアントで滑るように移動、この時もカツカツ音が大きいといけないのに音楽は静かなので大変です。オプラスツォーワは文句なし、素晴らしい技術を見せつけてくれました。大満足です。

ボリショイともなるとコールドだってすごい。ウィリーの皆さんの美しく幻想的なシーンは「来てよかった~crying」。ただ、暗い中ブルーの照明で踊るのでダンナがウトウト…ここ見ないでどうするねんannoypunchと揺り起こしました。見どころを見逃してどうするangry

ジゼルは優雅でロマンティックで「ザ・バレエsign03」という雰囲気が楽しめます。うっとり。しかもボリショイのジゼル観られるなんて幸せheart01いつかモスクワに行ってボリショイ劇場でバレエが観てみたい…けど高価いかsweat01

2017年4月22日 (土)

ミュシャ展

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中学時代からの友人Bに誘われ「ミュシャ展」 に行ってきました。

先にランチを食べてからゆっくり見ようか、と国立新美術館に入館したところ、ものすごい行列がcoldsweats02同時開催の「草間彌生展」でした。あんーまり興味ないのでミュシャじゃなくてよかったあ~と思いつつ2Fに上がるとミュシャもものすごい行列coldsweats02うっそーんsweat01

まあここまで来たら仕方ないのでゆっくりご飯食べて腹を据えて観に行くか、とランチが終わってから入場したら、まあ混んでいましたわな。

入場して驚愕。6m×8mの巨大な絵が20枚!これはもうスペクタクルと呼ばずしてなんとしよう。友人Bとポカーン( ゚д゚)と口を開けてあっけにとられたあと、

「どうやってこんな巨大な絵を描いたの?足場を組んだら全体像が見えにくいよね?」
「これってキャンバスでしょ?16年かかったって言ってたけどお金どうしたの?」
「そうだよ、絵具だってこの面積塗ったらものすごい量だよね」

などなど疑問が噴出しました。

ミュシャはチェコの生まれで、フランスで女優サラ・ベルナールからポスターの制作の依頼を受けて(正確には印刷所からね)大人気になり、一躍アールヌーヴォーの寵児となりましたが、万博の仕事でボスニアヘルツェゴビナに行った際、大国に支配される小国の現状を見て衝撃を受けます。その後移り住んだアメリカでスラブ人コミュニティの団体を立ち上げ、その関係で知己を得た実業家の援助を受けてこれらの大作の制作に取り掛かれたそうです。

この展示では一般的な呼び方として「ミュシャ展」と銘打っていますが、本来チェコでは「ムハ」と発音するそうで、「スラブ叙事詩」の展示では「ムハ」に統一していました。

ゴーギャンがグーガンになって(誰っ?)また最近ゴーギャンになったり、クラナッハがクラーナハになったり(この友人Bが「じゃあバッハは『バハ』だよね」と言った)、年寄りは憶えなおすのが億劫でのう…

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2017年1月15日 (日)

阿古屋

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東劇でシネマ歌舞伎「阿古屋」を観てきました。歌舞伎座では観られなかったので超嬉しいし、今年の映画始めの一本としてこれほどふさわしい映画はないですよね〜。

大学時代にゼミで近松門左衛門の文楽「出世景清」の研究発表をしたことがあるので、後に歌舞伎化されその中でもハイライトシーンでもある「阿古屋琴責め」が切り取られた「阿古屋」は一度観てみたかったのです。

平家の武将景清の行方を追う源氏方の武将重忠は、阿古屋に対し恋人景清の行方を問いただすが知らぬの一点張り。音曲を演奏させ乱れがあれば行方を知っているものとするという重忠の前で阿古屋は見事な演奏をし、疑いを晴らすのであった。

正直ライブを映画で観るなんてと思っていましたが、アップがあるのはいいですね〜。美しい飾りや衣装を存分に堪能出来ました。そして短いですが舞台裏のドキュメンタリー付きで、これがまた感動的。

歌舞伎座でチケットを買う時は「んー…いつもながら高価いなあ…」と財布を開くのですが、その時は私の観ている2時間ほどの歌舞伎の舞台が出来上がるまでの、役者さんが幼少時からお稽古事をギッチリやって歌舞伎の身体に自分を作り変えて行く過程や、ものすごい技術を持った人たちが管理するお道具、裏でセットを組み立てる人、美しい建物を維持する仕事、歌舞伎を途絶えさせぬよう運営をしていくひと、舞台を目指す若い人たちなどの、歌舞伎を構成するすべての人たちの事を考えると文句は言えないのです。

阿古屋は琴、三味線、胡弓の演奏が山場ですが、貴重な楽器のメンテナンスをし、調子を整え舞台裏でスタンバっているお師匠さん達も映っていて、あらゆるライブというものは沢山の人の想いがこもった結晶なのだと改めて感じました。

恐ろしいほどの緊張感の中で演奏される音曲は本当に素晴らしく、阿古屋のソロだけかと思っていた演奏は三味線4本とのコラボでダイナミックだったりしっとり聴かせたり、ものすごい聞きごたえ。その上豪華な衣装をまとった玉三郎さんの美しいことと言ったら❗️うっとり聴いているうち、絶対寝てないのですが「あれ❓今これは夢なのかな…❓」と変な意識になってしまいました。これってトランス状態ってヤツだろうか。一緒に行った友人も同じ体験をしていたそうですが、きっとこれが「世界に引き込まれた」ということなのでしょうね。

ものすごい緊張感ではありますが、人形振り(大きな人形を操っているようにふたりの黒子が後ろに付く。原作が文楽だからか❓)の岩永左衛門はコミカルで演奏中におかしな振り付けをしたり、ちょっとしか出てこないけどおかしな顔の役者さんがドーッと出てきたり、緩急ついたとても素敵な舞台です。台詞も全然むずかしくなく、あらすじを知っていれば十分楽しめるお芝居なので、ぜひぜひ観ていただきたい❗️

2017年1月10日 (火)

クラーナハ展 500年後の誘惑

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お正月も終わり、ボーっとしていたらクラーナハ展の会期が終わりそうになってしまったので、慌てて行ってきました。上野の国立西洋美術館は世界遺産になってから人が多くてちょっと足が遠のいていましたのですごく久しぶり。

そしてクラーナハ…いつからクラーナハっていう表記になったんだろう。ずっとクラナッハって言ってたので、急には変えられないのdespairそう言えば、ゴーギャンもゴーガンと言われる時期を経てまたゴーギャンに戻ったし、外国人の名前はわからんのう。

しかし何と言っても私にとって一番印象深いクラナッハと言えば…


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2016年12月20日 (火)

山岸凉子展 光-てらす-

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本郷の弥生美術館で開催中の「山岸凉子展 光ーてらすー」に行ってきました。私は山岸先生のファン歴がほぼ年齢と一緒くらいの大ファン。なんせ字が読めない頃から絵を見ていますからね。ぼんやりしてたら今週末までcoldsweats02今日を逃すともう行けないので夜は忘年会があるんだけれど急いでGOsign01

予想した通り、山岸先生の原画の迫力はものすごく、なんというかこれはもう日本画でしょ?

恐ろしく緻密で、繊細で、でも力強いペンの勢いと、これまたどうやってこの色を選んだの?すごすぎるでしょ、色彩感覚!と絶句するような・・・鳥肌たちっぱなしでした。(そういえば厳密にいうと鳥肌が立つという表現は悪い意味でしか使わないそうなのですが、だったらこの鳥肌はどうしてくれるんだろうか。)この圧倒的な迫力!わざわざ来てよかった。悲しいかな印刷技術がどんなに発達しても、原画のすばらしさはそのまま表現し得ないのです。

私は幼いころからぜんそく持ちでして、だいたいぜんそくの発作というものは夜中3時~4時くらいに起きます。昔のことゆえテレビを見ることもできずビデオも当然なかったので、発作が起きると苦しくて横になっておられず、ピアノの椅子の高さを調節して身体をもたれかけ、病院が始まる時間までヒューヒュー喘鳴を鳴らしながら本を読んでいました。大きな病院に行くと待ち時間が長いためやはり本を買ってもらい、ひたすら何度も何度も繰り返し読んで時間をつぶしました。

そのため、字はほとんど買ってもらった漫画雑誌で憶えました。母も「字も読めないし絵がついてるほうがいいだろう」と思ったのでしょうが、まさかこんなにハマるとは想像してなかったでしょうねcoldsweats01当時買ってもらった雑誌「りぼん」には山岸先生の「アラベスク」が載っていて、「真夏の夜の夢」の妖精パックのカラー扉を飽きず眺めていたのをはっきりと憶えています。

おかげでというかなんというか、バレエ、クラシック音楽、マンガが大好きな私が出来上がりました。ありがとう、お母さんsweat01

その妖精パックの原画がやはり展示してあって、私のルーツがここにあるなあと感無量でした。先生は現在、青年誌週刊モーニングで「レベレーション 啓示」を月イチ連載中。私より18歳年上なのに攻めてるなあ。

現在漫画家はペンと墨汁を使わずペンタブでいきなり始める人も多くなってきており、ペン画からデジタルに変える方も増えています。しかしあくまで個人的意見ですが、デジタルは線が硬くて冷たく感じます。カラー原稿は言わずもがな。デジタルに転向してほんわかした絵の雰囲気が失われ、作風が変わってしまったベテランさんもいます。中にはもとより線が硬くてデジタルにしても気が付かないほどの方もいましたが。

今やペン画の漫画家は絶滅寸前の伝統工芸職人と言っていいでしょう。時代の流れには逆行するでしょうが、私はこの世界を守っていきたい。失敗できないからこそカラー絵には気迫がこもり、筆圧のわかる線の一本一本に生きている人間の息吹を感じないでしょうか。今日の魂のこもった美しい原画を見るにつけ、その思いを一層強くしたのでした。

 

2016年12月16日 (金)

十二月大歌舞伎 あらしのよるに

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「十二月大歌舞伎 あらしのよるに」を観てきました。お仲間内のドレスコードは着物でしたので、とっときの人間国宝中村勇二郎作献上古代菊江戸小紋(ものものしい)と、戦国時代の小袖の柄を絞りと刺繍で復刻した柄の袋帯でレッツゴー❗️


なんと今回は前から4列目中央の神席coldsweats02通路側だったので獅童さんが隣で立ち止まって芝居してびっくりしました。席を融通してくださった方に伏して御礼申しあげます。

さて最近新作歌舞伎を観に行く機会が多いのですが、内容はあまりにも有名なので省くとして、中村獅童さんのガブと尾上松也さんのメイのBLな感じが萌えたのは腐女子の私だけなのだろうか。特に松也さんの男の娘っぷりがハンパなくてですな。手を繋いで歩く場面などみなさんキュンキュンしてましたね。

このお芝居まあ面白い事と言ったらただ事ではない。一緒に行った人もヒーヒー言って笑ってましたからね。歌舞伎でよくある長唄で人物の内面の葛藤を歌で表現する場面でガブの「食べたい」「かわいい」という気持ちを掛け合いで詠っていたらガブが「うるさいなannoy食べる食べるってannoy」と怒鳴ると、なんと長唄があっかんべーcoldsweats01それを見て獅童さん「あんたたち動くことがあるんだねえ」

かと思うとしっとりと芝居を見せたりしてあなどれない。
そう、意外な事にこの新作歌舞伎、多分意識して古典芸能の手法をあえてたっぷり駆使しているので、新旧の技が相まってより多くの楽しみを生み出しているのでしょうね。

新作だから難しい言い回しも少なくてわかりやすいのですが、あえてイヤホンガイドを借りる事をおすすめします。気づかなかったちょっとした制作側の気遣いなど、おもしろい情報満載です。

獅童さんがおっしゃるには、このお話をかなり以前に亡きお母様と「これ歌舞伎に出来たら面白いね」とお話されていたそうです。そしてお母様は松竹に企画書も持参されていたと。お母様に私たちがこんなに楽しんでいる様子を見ていただきたかったでしょうね。

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