文化・芸術

2019年5月12日 (日)

日本フィル 第380回名曲コンサート

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高校時代からの友人AJとBとで「日本フィルハーモニー交響楽団 第380回名曲コンサート」に行ってきました。だって3人が推してる反田恭平君が出るんだもん❤️日本フィル初めてだなあ。てか、日本の交響楽団すごい久しぶり。

ホントは反田君がお目当てで来たのですが、とにかくびっくりの連続で。指揮者のラザレフ氏、ダダッと走ってきて指揮台に飛び乗ったと同時にもう振り始める( ゚д゚)ハャッ!聴衆や演者さんを「もっともっと❗️」と煽ったり聴衆の方を向いて指揮したり、面白いったらない。そして1曲めの戴冠式祝典行進曲の音のキラキラしいことと言ったら、まばゆいほどでした。なんて派手な‼️

と思えば反田恭平君とのピアノ協奏曲第1番は重々しくも繊細で、ピアノを最大限に引き立てるオケ。反田君の弾くピアノは今日もよく鳴ってて、AJなんかゾーンに入ったようで聴いてる間妄想に取り憑かれてたそうですよ。妄想とまではいかないまでも、あのドラマチックなピアノは引き摺り込まれちゃうよね。

神尾真由子さんとのヴァイオリン協奏曲ニ長調でもラザレフ氏は素晴らしいバランスで聴かせてくれます。私は昔からこの曲が大好きです。華麗な曲なのにどことなく土臭く、ロシアの情景が目に浮かぶようではないですか。ハイフェッツの音源をエフエムでエアチェックしたテープで(時代だなあ)何回も聴いていたので頭の中は古い奏法で埋まっていたのですが、今回の神尾さんの演奏で上手く上書き保存できました。なるほど、これが現代の奏法か。洗練されてるなあ。

そして「白鳥の湖」では氏のボリショイ劇場での経験を生かした本領発揮、まるで聴くバレエのようでした。ボリショイのオーケストラボックスではこんなすごい事が起こっていたのね❗️

日本フィルなかなかやるなあ。特にオーボエ奏者のお姉さんなかなかの巧者です。木管のバランスもすごく良くて、まろいいい響きでした。会員になっちゃおうかなあ。

楽しい演奏会の後は楽しい食事。お隣のANAインターコンチネンタルのカスケイドカフェで北海道ディナービュッフェを堪能しつつ、興奮気味に…っていつもか…弾丸トークを繰り広げたのでした。

2019年4月30日 (火)

猫都(ニャンと)のアイドル展at 百段階段 目黒雅叙園

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目黒雅叙園で毎年開催されている猫のイベント、いつもはどうもタイミングが合わず行けてなかったのですが、今年は東さなぼさんの個展の初日が空いていたので、ファン友のAJとはりきって行ってきました。

目黒雅叙園に行くのに変な格好で行きたくはないが、今日は雨(T-T)着物は無理かと思われましたが、私にはデニム着物という味方があったではないか。ということで汚れが目立たない黒のデニム着物に、インドのサリーで作った帯を締めてレッツゴー‼️

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2019年1月 2日 (水)

ニューイヤーコンサート2019 ウィーンフォルクスオーパー交響楽団

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喪中なので新年のご挨拶は失礼させていただきますが、今年もよろしくお願いします。

毎年恒例の「<キューピー100周年スペシャル>ニューイヤーコンサート2019ウィーンフォルクスオーパー交響楽団~日本オーストリア有効50周年記念~」に行ってきました。タイトル長い。

今日の席はなんと前から2列目中央こんなに近くで聞いてるのに粒のそろった演奏は本当にお見事。全体のバランスもよくて、思わず脳内で「スウィーーーーート」と叫んでしまいましたよ。

指揮者のアレクサンダー・ジョエル氏は前々指揮者のおじいちゃんにそっくりのセッカチさんで、走って出てきてチャッと演奏始めて走って舞台裏へ引っ込みます

楽し気な演者、正月気分の観客、サビを聴いたら「あっ、この曲か」てみんな思うと思われる曲目、めっちゃ力のこもったブラボーなテノール、セクシーな歌だけどいやらしくないソプラノ、美人だけど演奏は漢なコンマス、美男美女のバレエダンサー(足音がしないように気を遣って踊る)、そして最高にゴキゲンな演奏。これだからこのコンサートはやめられません。プログラムが進むにつれて「ああ、もうすぐ終わっちゃう…」と残念に思うほどの楽しいコンサート。また来年も行きたいな。

 

2018年11月30日 (金)

生誕110年 東山魁夷展

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さて今日のシメは「生誕110年 東山魁夷展」です。ボナール見に行く時には会場の外までしかもたっぷりグッズのレジ行列ができていたので、遅い時間の方がいいかなと後回しにしました。まあちょっと正解、もっと遅い方がよかったのかもしれません。というか空く時間なんかないのかも。

説明文を読んでいると、70歳過ぎるまで彼は自分に才能がないと悩んでいたらしいですね。ちょっとそこ座んなさいと言いたいけど、こういうひとだからずっと研鑽を重ねることができたんだなあ。

そしてずっと誤解していたみたい。東山魁夷は日本画の大家と思っていたけれど、そんな枠の中にいた人ではなく、和でもあり洋でもあり、具象でもあり抽象でもあるものすごい広がりをもった画家だったのですね。今まで東山魁夷の作品をこんなにたくさん、しかも年代順に見たことはなかったのもありますが。

特に圧巻だったのが唐招提寺の御影堂障壁画再現展示。プロジェクションマッピングかと思っちゃった…「え❓これホントに描いた絵❓」とか、間抜けなこと言っちゃうくらいの浮遊感。幽玄の世界へと一気に引き込まれ、足元が描かれた波でゆらゆらするほどの迫力です。鑑真の像を飾るための部屋の襖絵がこんなに恐ろしいほど美しい海の絵でいいんだろうか。彼は5度渡航に失敗して6度目に日本についた時には失明していた。海が恐ろしくないだろうか、と思ったけど恐ろしいと思っていたらそもそも何回もチャレンジはしないのかな。HPに載っている画像より大迫力なので、見ないともったいないので絶対見るべき。それにしてもだいぶ前に唐招提寺に行った時も建て替え工事をしていたけれど、いつ全部終わるんだろう…

そして会場から出て千代田線に乗ろうと思ったら、チケット売り場がまだ混雑。どうやら空いている時間というのはなくて、めっちゃ混んでる時間とちょっと混んでる時間としかないみたいよ。

ピエール・ボナール展

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ランチの後は大江戸線で六本木まで行って国立新美術館で開催中の「ピエール・ボナール展」へ。結構な混雑ぶりでしたが、煽り文句の「いざ、『視神経の冒険』へ」てなんだろ❓とLet's go。珍しくイヤホンガイドも借りました。そのイヤホンガイドがボナールが飼ってる猫という設定なので、猫好きの方にはこたえられないカンジかな。

イヤホンガイドと言えば、歌舞伎のイヤホンガイドは演技に沿って行われるのでサクサクなのですが、絵の場合は立ち止まってじっと聞かなくてはなりません。わかりやすいようにか結構長く、ゆっくりした口調ですので自然立ち止まる時間が長くなり、結果観客の渋滞につながっているような気がします。機械も重くていちいち操作するのも機械に疎い人は大変だろうし、いっそもっと説明を短くしてノンストップ方式でやったらどうだろうか。説明を止めたい時だけスイッチ操作をするようにすればいいんじゃないかな。

あとね、会場が暗すぎます。作品保護のためと書いてありますが、海外でいろんな美術館に行きましたがこんなに暗くありません。てことは海外では作品を保護する気はないってことなのかな❓そんなわきゃねえだろ。神秘的でいいって思ったりもするんですが、ガラスに人が写り込んじゃって見にくいし。なんとかしてほしいです。

で、結局視神経がうんたらってのはじーっと見ながら写生的に描くのではなくて、パッと見た瞬間の印象をそのままキャンバス上で表現するという技法なのだろうか。だからよく見たら違うんだけどだからといって別物ではない。ピエール・ボナールというフィルターを通したものを私たちも見ているのかな。だから足の長〜い猫ー不思議なことにめっちゃかわいいーの絵があったりしてやたら楽しい❗️そして彼はひどく日本びいきらしく、絵の技法も当時流行りの浮世絵から強く影響を受けているので、私たちの視神経にもかなり響くものがあります。

ショップにもその長〜い足の猫の手ぬぐいが置いてありまして、それがまた妙にハマってて驚きました。手拭いの職人さんにも脱帽です。

ポール・ラーション展

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大学時代のルームメイト、Tちゃんと「カール・ラーション スウェーデンの暮らしを芸術に変えた画家」を見に行きました。今日はこの後国立新美術館にも行きますのでサクサクとね。

カール・ラーションは言うまでもなく偉大な画家のひとりですが、19世紀末のスウェーデンの人々の意識を変えたライフプランナーでもあります。いわゆる「用の美」をスウェーデンにもたらし、 そしてその思考を具現化したのが妻であるカーリンでした。

今回初めてカーリンの「作品」を見ましたが、彼女はすばらしいテキスタイルデザイナーですね。彼女の織ったタペストリーやテーブルセンターなどの意匠は眼を見張るものがあります。ていうか、欲しいよ❗️中学生の時授業でクロスステッチを習ってちょっとハマり、大学生の時もクッションカバーなど作ってみたことがありましたが、も一回やってみようかなあ。母親もいちどき刺繍にハマって私の手提げを作ってくれましたけど、ここでカーリンの刺繍を見たら母のはスウェーデン刺繍だったんですね。どこで習ったんだろう。

例えば東京都美術館とかの企画展だったらクラナッハ展でシュタイフとコラボしてユーディトベアを販売するとかあるんですが、ここは企業が社会事業としてやってる所だからか商売っ気がなく、せいぜいクリアファイルや一筆箋くらいのものなのが残念です。例えばカーリンのデザインでティーマット作るとかするとちょっと買っちゃいますよねえ。

そんな才能溢れるカーリンですが、カール・ラーション自体は彼女を作家としては見ていなかったらしいです。結婚前は裕福な中流家庭で育ち美術系の学校で学んだ彼女は、自分を作家として意識していたのだろうか。だとしたら彼女の人生は幸せなものだっただろうか。すごく気になります。


2018年11月22日 (木)

仄暗き能

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六本木のライブハウスでお能シテの武田宗典さんはFacebookでつながっていて直々にお誘いいただいたので、いいお席で見ることが出来ました。感謝感激。しかもライティングにこだわり、「仄暗い」照明で観るという趣向です。

ライブハウスって想像通り狭いので音が反響して、お能に対するなんというか冷静な音響というイメージが覆される、ライブ感満点のお能というレアな体験をさせていただいた、という感想です。

なんたって、ホントにすぐ近くを演者が通る薄い絨毯を貼った渡り廊下(と言っていいのだろうか)をシテが登場するときのズーッ…ズーッ…というこの世のものと思えないような摺り足の音。衣擦れ。粟立つ肌。あっという間に異世界へ連れていかれた気分だ。

囃子方の音もすごい。特に突き抜けるような鼓の音には驚いた…唄は声が反響してウオンウオンいってるし、内臓にダイレクトで響く。すごい体験でした。

得難いステキな体験でしたが、ただ一つ不満が。1時間じゃあ物足りないよう~もっと観たかったよう~武田さん、アンコールお願いします。

 

2018年11月15日 (木)

吉例顔見世大歌舞伎

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イヌトモのモコママと歌舞伎を観てきました。今日の着物は紫の江戸小紋、中村勇二郎作に、帯はこないだGINZA SIXのOKANOさんで買った博多。ちょっとオスマシな感じできめました。

「お江戸土産」は常陸の国から行商できた女2人がたまの贅沢だから、とお芝居を見て、そのあと役者さんに会ってポーッとしちゃう話。わーかーるーわー。推しが目の前に来たらなんでもしちゃうよね~。

「素襖落」はお使いに行った太郎冠者がお酒を勧められ、どんどん飲んで調子に乗って酔っぱらって踊りを踊ってお姫様に素襖(着物。昔はとてもとても高価だったので褒賞としてよく用いられました)をいただく話。松緑さん、メイクが出オチなんですけどこの人の顔は悪役もいいし、こういうコミカルな役もいいよねえ。愛され顔ですよ。

「十六夜清心」は長い舞台の一部ですので、できれば筋書きを買うか事前に調べておけば筋がわかりやすいと思います。開き直った人間はこわいよ、うん。

また、この舞台では右近さんが清元デビューなんですって。若々しくすがすがしいいいお声じゃないですか~何故二刀流に挑戦したのかは存じませんが…若い声っていいわね

 

2018年8月23日 (木)

八月納涼歌舞伎

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「八月納涼歌舞伎」第二部を観てきました。暑いけど着物。今日は黒によろけ縞の小千谷上布に、帯はOKANOさんの白い紋紗の献上ですっきりと。今年の夏は暑すぎて着物の出番が例年より少なかったけど、今日くらいは暑いのを我慢するべきでしょう。

演目は歌舞伎シネマでもおなじみの「東海道中膝栗毛再伊勢参❓❕YJKT(また行くの?!懲りない面々)」。弥次喜多をYJKTと表記する通り、型破りの演出が人気の演目ですが、今年は一周まわってその「型」をしっかり守りつつもかぶく、という素晴らしい内容でした。残念ながら今回で打ち止めのようですが、また違った形で弥次さん喜多さんのお二人にお会いしたいものです。

「雨乞其角」は本興行では初上演だそうで、唄にあわせて踊る扇雀さんの男の色気にノックアウト回り舞台を使ったダイナミックな演出にも圧倒されました。

今回イヌトモのAさんとHさんが歌舞伎座デビューなので、中をアテンドしたりでなんか新鮮。気に入ってもらえたらしく、今度はこんないい席(なんと前から3列目)ではなくてもいいからまたちょくちょく来たいと言ってもらえました。私も嬉しい

2018年6月14日 (木)

六月大歌舞伎

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イヌ友のモコママが抽選で歌舞伎座の一等席の半額チケットが当たったということなので、一緒に六月大歌舞伎夜の部を見に行ってきました。

今日の着物はサーモンピンクの象山生紬の単。友禅染で着物着物してるのであんまり着ないんだけど、こういう時はいいね。

夏祭浪花鑑(なつまつりなにわかがみ)は住吉神社の鳥居前から始まります。人情物なので語りが多くてちょっと眠気が私を襲いますが、それでも何と言っても今日の見どころはこの人、琴浦役の中村米吉さん昨今「かわいすぎるお女形」と有名で、かわいいたれ目と何と言ってもあの声男の人ではないみたいな可憐な声の持ち主なのです。ご本人を見るとまあたれ目ちゃんではありますがそんなに細っというわけでもなく、フツーな25歳の若者ですが、男の人の声じゃないんですよ。雲の絶間姫見たかったわ…

巷談宵宮雨(こうだんよみやのあめ)は夏らしく怪談ものですが、コメディー仕立てになってて笑う笑う中村芝翫(ちょっと前まで橋之助)が老人の破戒僧役できったないのですが動きもセリフ回しもユーモラスで。ちょっと志村けん入ってる。そして尾上松緑がやるなあ~と感心しました。迫力ある動き、ものすごい目力、悪役なのに憎めないかわいらしさ。芝翫に「なんだよ、目ばっかぎょろぎょろさせやがって」(( ´∀` ))と言われ「うるっせえな、ぎょろ目は親譲りなんでえ」と言い返してるのが笑えた~。

ただひとつだけ残念だったのは、歌舞伎座の地下で売ってるお弁当…高いけどやっぱりあんまり美味しくない。せっかくだったら新宿でなだ万買って、丸ノ内線で来ればよかったなあ。

 

 

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