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2018年6月20日 (水)

君の名前で僕を呼んで

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新宿シネマカリテで「君の名前で僕を呼んで」を観てきました。なかなか観に行けなくてグズグズしていたら、ちょうどいい時間の上映はここしかなかったのです。ここはちょっと前までウェブ予約やってなくて、劇場でチケットを買うしかなかったので敬遠していたのですが、いつのまにかウェブ予約が出来るようになっていましたので、これからはちょくちょく通おうと思っています。

水曜日は男女とも1000円で鑑賞できる日ですが、この回はsold-out、しかもほとんどがぼっち女性。さすがです。

1983年。アカデミックな環境に育ったエリオ(ティモシー・シャラメ)は夏の間北イタリアの別荘で過ごしていたが、教授である父のアシスタントで大学院生のオリヴァー(アーミー・ハマー)がそこにやってきた。二人は惹かれ反発しあいそして…

アンドレ・アシマンというやはりアメリカの大学教授が60歳の時にイタリアを訪れた際、自分の想いの大きさに耐え兼ね自分のために書き上げた小説を原作としています。それはもう美しい、ちょっとギリシャチックなお稚児趣味(?)な作品です。しっかし主演助演ふたりともほとんど上半身裸+短パンかトランクスって。まあエリオはゼウスも惚れてさらっちゃうくらいの美少年ですからねえ…

オリヴァーの研究対象はヘラクレイトス、ギリシャの哲学者で「万物は流転する」って言ったとか言わないとかの人ですね。行く川の流れは絶えずしてしかも元の水にあらず。

昔の絵本で「ぼくをさがして」というのがありました。パックマンみたいなのがあちこちを字放浪して自分の「片割れ」を探すという話でしたが、この映画はまさにこれですね。愛する人は自分の片割れ「ぼく」であるので、ということはあなたは私ということなのですよ。だから「僕の名前で僕を呼んで」自分と同一化したいのですね。君は僕の、僕は君のすべて。君を僕で満たしたら、もう君は僕だ…(この想いは時間が経つとケンカのもとなのですがね。)

別荘のピアノの音が割れてて気分が悪いのを除けば、美しいものを詰め込んだ美しい映画です。夢なのかな…?という気分を味わうには劇場へ是非どうぞ。DVDじゃあこの陶酔感は味わえまいよ。

 

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