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2018年2月 5日 (月)

デトロイト

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TOHOシネマズ新宿で「デトロイト」を観てきました。

1967年7月、アメリカ最大級の暴動が勃発した。その日大舞台デビューの予定だった若者グループはライブ中断の憂き目にあい、ホテルに引き上げた。そのホテルで、ふざけた他の若者のたった数発のスターターピストルの音によって、死の恐怖を味わうことになるとは思いもせず・・・

50年前に起きた唾棄すべき事件を基にした作品ですが、根底に流れる差別主義はいまだに根強く社会に蔓延っている現在、この作品を発表する意義は非常に高いと言っていいでしょう。この差別主義者の中心人物を演じたウィル・ポールターは泣きながら演技をしていたそうで、それほどキツい役柄でした。

当時デトロイトは自動車産業で潤っており、南部の綿花農場で働いていたアフリカ系の人々はインドの綿花に押されて失業し、デトロイトに流入していました。この人たちは街の中心部に住み、一方白人系の人たちは郊外に家を買って住むのですが、この白人系の人たちが当時の警官の98%を占めていたためこの事件が起こった地域が自分たちの街だという意識も薄く、対立構造が出来やすかったように思われます。

映画のほぼ半分を占める拷問シーンは極めて史実に近い形で再現されているだけあってものすごくリアルで、苦痛と緊張に満ちたものでした。これだけの思いをしていて仲間を殺されても、裁判では負ける。現代でも警官によるアフリカ系住民殺人の有罪率は1%だそうです。50年も経っているのに‼

本当に腹の立つ内容でしたが、終盤なんとか逃亡に成功した若者が白人系の警官に助け起こされ、「しっかりしろ兄弟、もう大丈夫だ!」と言われたとき、こんなにひどい状況でも普通の常識を持った人はいると信じることが出来、救われた気分になりました。

映画ですのでドキュメンタリーとは違い事実でない箇所もありますが、それでも観て感じることは同じです。観て、感じて、怒り、考えるべき。

 

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