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2017年1月10日 (火)

クラーナハ展 500年後の誘惑

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お正月も終わり、ボーっとしていたらクラーナハ展の会期が終わりそうになってしまったので、慌てて行ってきました。上野の国立西洋美術館は世界遺産になってから人が多くてちょっと足が遠のいていましたのですごく久しぶり。

そしてクラーナハ…いつからクラーナハっていう表記になったんだろう。ずっとクラナッハって言ってたので、急には変えられないのdespairそう言えば、ゴーギャンもゴーガンと言われる時期を経てまたゴーギャンに戻ったし、外国人の名前はわからんのう。

しかし何と言っても私にとって一番印象深いクラナッハと言えば…


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これこれlovelyクラナッハの贋作をめぐる名作です。伯爵の扮装はまさにこのポスターの「ホロフェルネスの首を持つユディト」ですね。ドレスは違うけど…今日見たドレスだけど、どの絵だったか憶えてないなあ…。この主題は人気があって、カラバッジョやジェンティレスキなどの絵が有名です。ウィーンの美術史美術館で観た時はだれーーーーーもいませんでしたよ、絵の前に。

それにしてもこのクラナッハの絵の不気味なこと。首の断面は言うまでもありませんが、生首を持っているのにこの満足気な微笑み…切断をむしろ愉しんだ後のようではないですか。「ヘラクレスとオンファレ」と言う絵でも、脂下がってるヘラクレスを冷酷に嘲笑っているような女達のドSな顔。クラナッハどんだけドS女が好きなのか、それとも女でこっぴどい目にあって女が怖くて仕方ないのかどちらかに違いない。ルーベンスの豊満でツヤツヤでピンクの頬の女性に比べたら、「低脂肪の発育不全(byエーベルバッハ少佐)」ですしね。何かある。うん。

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この絵が見られるかも、と思いましたが残念、クラナッハの「パリスの審判」は8枚ほどあってもっと古い時代の物でした。

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ショップではクラナッハがドイツの人だということでシュタイフとのコラボでユディトベアが販売されていました。流石の3万円越え…迷いましたがミニベアでがまん。

恐ろしいけど惹きつけられる。不道徳なのに魅力的。どうにも逆らうことが出来ない汝の名は女。俺ってばルターの親友なほどの男なのによう…てなクラナッハのぼやきが聞こえるような聞こえないような。


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