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2015年11月24日 (火)

ラストナイツ ☆☆

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Tジョイ大泉で「ラストナイツ」を観てきました。Tジョイもっそい久しぶりー❗️と行ってみたら、恐ろしいほどお客さんがいなくてびっくり。駅から遠いし平日は苦戦しているのかなあ…でもお客さんから見えるところに関係ないモノを置いたり、手すりに雑巾干したりするのやめたほうがいいと思うよ。余計に寂れて見える。

さて桐谷監督が忠臣蔵をモチーフに作ったという「ラストナイツ」(昨晩じゃなくて最後の騎士ね)。クライヴ・オーウェンとモーガン・フリーマンが出てる割にやっちゃった感ハンパなかったです。超ガッカリ…


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私もそうですが、みんな忠臣蔵大好きですよね。ワタシ的には吉良邸のお隣の土屋主税さんが高提灯を掲げて「ご存分におやりなさいませぃ❗️」ってとこがツボですね。

萬屋錦之介版では若く美しく理想に満ちた浅野内匠頭が理不尽な吉良上野介のイケズに耐えてその結果討ち入りに繋がっていく、という黄金パターンでしたがベタではあってもこれが一番観客の気持ちをグッと掴むところです。今回浅野内匠頭はモーガン・フリーマン。理想主義の領主で賄賂を拒否して演説ぶって処刑されますがここがちょっと違うんだなあ。正義を愛するのは美点ですが、観客に愛される人としては描かれていないのです。大石内蔵助役のクライヴの恩人だという割には全体に関係がドライだし、ここんとこ濃密にしておかないから私怨にしか見えない。「なーんで殺されちゃうの⁉️かわいそうでしょう‼️」ってのもないしね。

動機付けが甘ければ人間ドラマにも乏しい。脇役ひとりひとりにドラマがあって、それが綯交ぜになってひとつの大きなドラマを生み出していくのが忠臣蔵の最大の魅力だと思うのですが、クライヴ以外の人物の描写がほとんど無いので、その人たちに対する愛情が生まれにくい。そう、結局のところこの映画、共感を抱きにくいのです。

桐谷監督って人間に興味が無いのか❓無機質な画面はとても美しいけれど、ドラマは感じずどこかうわすべりしています。

今NHKの木曜時代劇で宮部みゆき原作の「ぼんくら2」をやっています。本格的時代劇の監督さんらしく、持ち道具ひとつに登場人物への愛を感じます。エンドロールで市井の庶民の暮らしぶりをバックに流していますが、登場人物には名がないけれどひとりひとりの生活が透けて見えるようでエンドロールなのに毎週感動します。桐谷監督にはこういうところを学んで欲しいと思います。

それからクライヴ❗️もっとヘラっとカッコいい役やって❗️
深刻な顔の役はもう飽きたぞpunch


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