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2015年1月 5日 (月)

ゴーン・ガール ☆☆☆☆

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TOHOシネマズ府中で「ゴーン・ガール」を観てきました。
年始1発目はどれにしようか迷いましたが、今まで悪く言うと添え物的な人ロザムンド・パイクがめっちゃ育っちゃったって評判なので、早く観たかったのです。

まあ「ジョニー・イングリッシュ 気休めの報酬」とかなかなか面白いんですけどねー。美しい人だし、デビューが007じゃ実力派だと証明するのはかえって大変だ。

5年目の結婚記念日の朝。ニック(ベン・アフレック)の美しい妻エイミー(ロザムンド・パイク)が失踪した。美男美女の夫婦の悲劇はセンセーショナルに報道され、ニックは人々の注目の的になるが、徐々にニックに疑いの目が向けられるようになる。ニックはエイミーを殺したのか?

町山智浩さんは後半はコメディだと言っていたけど、笑えない人は多いと思うよ〜。
以下ネタバレ注意です。

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このチラシ面白いなあ。で、「本当に大切なものはいつも失って初めてわかる」っていうコピーも上手いなあ〜。奥さんのことじゃないよねっ?

交際している間って相手に自分のことを良く見せたくてちょっと無理したりするものですが、結婚生活となると関係を持続するために押したり引いたりして相手に合わせたり相手を従わせたりしていくところがありますね。一般的には表向きは主人を立てる妻だけど、家庭内では妻がイニシアチブ取ってたりする夫婦が多いのかな?ウチみたいにお互い譲らないので他のどーでもいいと思っている箇所は相手に丸投げという形は少ないのかな?

この妻は「やるなら完璧にやらないと」が持論の母に育てられたせいか、浮気をしたうえ暴力をふるい自分を貶めた夫を自分の徹底したやり方で支配します。ダンナもボーっとした人だから、気づいた時はもう遅い。せいぜい「この腐れアマ!」と耳元で悪態をつくのが精一杯です。この辺ベン・アフレックは上手いというかこの役ぴったりですね。

夫婦って不思議なもんで、ストックホルム症候群の一例なのか、はたまた接触によって分泌されるという愛情を感じるホルモンのせいなのか、それとも共依存か、相手に絶望した後もフツーの結婚生活を続けちゃう人は多いのです。このボーっとしたダンナも時々双子の妹の家で「逃げられないよう〜」と愚痴こぼして泣いたりしつつ、意外に自分もいい方向にいっちゃったりしてね。

結果はデビッド・フィンチャー監督らしくボヤーっと終わっちゃうのですが、「あー、この夫婦このまま上手く(?)行っちゃうんだなあー」というボヤーッとした印象が残るので、後味は悪くありません。

あるいは、完璧にがんばったはずでもあちこちでちょっとずつしくじった&リカバリーのしわ寄せで警察に逮捕されてダンナがボンヤリ喜ぶ妄想をするもよし。恐ろしい妻だと言う前に、溜飲を下げている女性が意外に多いことに気づかない男性諸氏を鼻で笑うもよし。一番じぶんの結婚生活にフィットするものを選んで妄想しましょうね。

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