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2014年11月 6日 (木)

グレースオブモナコ 〜公妃の切り札〜

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TOHOシネマズ府中で「グレースオブモナコ 〜公妃の切り札〜」を観てきました。

実在の、しかも万人に愛されている人の演技って難しいですね。モノマネじゃ滑稽だけど全然仕草が似ていないと話にならない。その点ヘレン・ミレンがエリザベス女王を演じる時はすごいなと思うのですが、今回はグレース・ケリーですからねえ。私を含め年配の映画ファンは誰がやったって納得いかないところなのに、ニコール・キッドマンはよくがんばったと言えましょう。

しかしながら...大変言いにくい事ですが...このパターンもう飽きちゃったのです。辛い境遇に置かれた有名人の主人公がキャラの立った専門家の助けを得て最後に実力だしてハッピーエンドってヤツ。「英国王のスピーチ」から増えた気がしますが、同じ木の下にドジョウは何匹もいないもんです。

ではどこに違いと面白さを見出すか?今回の場合だとスノッブな雰囲気でしょうか。モナコの美しい景色(これは心象風景としてグレースわかりやすくリンクします)、伯爵が出してくれるティーセットのステキすぎる事、そして何よりニコールの着こなすドレスやジュエリーの素晴らしさといったら!そう、幼稚なストーリーに期待せずとも「ツーリスト」のような楽しみを見出す映画なのです。

グレースの「切り札(これもまた大仰な...)」は大切な1ピースであっても全体ではありません。愛で戦争が止まったら警察要らんのよ。モナコがタックスヘイブンであること(これについては色々意見もあるでしょうが)、資金洗浄に政府が決して消極的ではないこと、グレースが跡継ぎを産まないと断絶する恐れがあったこと、2005年にフランスの介入なしで単独で他国と条約が締結出来るようになった事など知っているとより楽しめるかもですね。

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