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2014年5月27日 (火)

バチカンで逢いましょう ☆☆☆☆

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新宿武蔵野館で「バチカンで逢いましょう」を観てきました。いまどき席の予約は出来ないし、スクリーンは低くて見にくいしでここの映画館キライなんですが、いい映画やってるんだよね〜(´・_・`)仕方ないのでせめて見やすいように公開終了間際に行くしかないのです。

カナダに移住したドイツ人マルガレーテ(マリアンネ・ゼーゲブレヒト)は夫を失い、家は長女が売ってしまって、どうやら老人ホームに行く手続きをされてしまったようだ。そのうえ楽しみにしていたバチカン旅行も反故にされてしまった。孫がローマに住んでいるし、よっしゃ、じゃあひとりで出発だ!だって私には何が何でも法王様の祝福と赦しが必要なのだ。何故って…

良かれと思っていても、誰かの人生を思う通りにすることは許されない。大島弓子先生も「あなたのため」という言葉はいついかなる場合にも美しくないとおっしゃっていました。

この映画を撮影した時は教皇様はまだドイツ出身のベネディクト16世だったのね。まさか教皇様が引退するなんて誰も想像出来なかったですから…

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油断して見てたらジャンカルロ・ジャンニーニが出てきてびっくりしました。だって大好きなのhappy02heart04この人の若い頃っていったら腰が砕けそうになるほどのイケメンなんですけど、年を重ねた今だってセクシーさは衰えていないのheart01で、この人が太っちょの可愛いおばあちゃんマルガレーテと起こすドタバタが映画のスジではありますが、マルガレーテの長女と孫娘の3代それぞれの状況と恋愛観が見事に絡まって、薄っぺらいコメディになってしまうことを阻止しています。

どういう結果になっても、たとえ無謀に見えても自分の生きたいように生きていかなければ、その後の失敗に関して自分で責任を取ることができません。ありがたくもアドバイスしてくれた人に対して逆恨みしてしまったり、あの時アドバイスを聞かなかったらとたらればで悩んだりすることでしょう。そうすると誰の得にもなりはしません。拙くても頼りなくても、自分の足で歩いていく喜びは何物にも代え難い宝物なのです。

おばあちゃんも長女も孫も耐え難い困難に対峙しますが泣きながらその困難を自分で乗り越えて克服し、より良い明日へと向かう姿が清々しい。映画を観たあと、私も気分良く映画館を出ていけました。

あ、それからドイツ人の名誉のために付け足すとすれば、ドイツ料理は思ったよりずっと美味しいですよ。あのおばあちゃんがシェフやってるバイエルン料理のお店があれば、私も常連になりたいものです。ただ私がドイツで食べたカイザーシュマーレンだけはビミョーだったので、美味しいカイザーシュマーレンを出してくれるお店絶賛大募集中!

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