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2014年5月21日 (水)

とらわれて夏 ☆☆☆☆☆

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TOHOシネマズシャンテに「とらわれて夏」を観に行ってきました。風雨なんだから予約出来ない映画館に行けばよかったかな?でもこれ予約しちゃったしな〜..,と思いつつも日比谷へ。結構な人数の着物の方もいらして、気合をいただきつつシャンテへ。

シングルマザーのアデル(ケイト・ウィンスレット)とヘンリーが買い物をしていると「車に乗せて欲しい」という男フランク(ジョシュ・ブローリン)が現れる。家に居座った男は脱獄囚だった…

雨の中挫けず観に行ってホントによかった!邦題見るとエロいメロドラマみたいですけど、感動の人間ドラマです。

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題名はともかくとして、煽り文句が的を射ているなあ〜。

辛すぎる過去に囚われて死んだように生きてきたアデルは、現実に囚われ人であるフランクによって現実から解放され、夢の世界へとはばたこうとしていました。息子のヘンリーもまた、父の代わりに母を守り支えなくてはという気持ちにとらわれつつも、自分だけでは無理であることを痛感していて、これまたフランクによって解放されるわけです。彼は後にまた違う思いにとらわれることになるのですが...

さらにフランクも辛い過去に縛られていて、愛を失ったもの同士が自然に吸い寄せられていくのは自然の流れです。

この二人の住む家はその辛い気持ちを具現化するように荒れ果てていましたが、ヘンリーの登場とともにまるで息を吹き返したようにこざっぱりと片付きはじめ、キッチンでは料理や食事、サンルームでは団欒、車庫では車が修理され、庭では子供の遊ぶ声が聞こえてきます。

第一、フランクが車に乗るときからヘンなのです。ドアを開けてアデルを乗せる。家に着いたら壊れた塀をちらっと見たり、買い物の袋を自ら持って家に入り、家の中の様子を見て少し落ち着かないようなそぶり(この辺ジョシュ上手い)を見せる。自分の作った料理ーしかもめっちゃ手際がいいーを一応縛り付けたアデルにフーフーして食べさせる。脱獄囚なのだけれど細やかな心遣いは観ているこちらの気持ちもグッと引き寄せます。

そしてこの映画の原題は「レイバー・デイ」。アメリカでは夏休み最後の連休で、家族で旅行に行ったりバーベキューや新学期が始まる前のパーティーをして夏の終わりを感じる日なのだそうです。ああ、それでバーベキューの買い物を頼まれてたのかあ。

アデルとヘンリーにとって長く辛い日々の終わりに訪れたパーティーのような出来事。その日々はとても短かったけれど、ヘンリーの人生に豊かな実りを与えます。とにかく映画の終わりに一斉にみんな泣き始めましたよ。私だって思い出すだけで涙が。・゜・(ノД`)・゜・。

ホントによく出来た映画です。一緒に泣きましょうよ!いい涙が出ますよ(^ ^)


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