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2013年10月31日 (木)

三菱一号館美術館名品選 2013 ー近代への眼差し 印象派と世紀末美術ー

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「三菱一号館美術館名品選 2013 ー近代への眼差し 印象派と世紀末美術ー」に行ってきました。長い。

いつもここの美術館はテーマが面白くて感心するのですが、今回は収蔵品の中からテーマを決めて行われるものとなっています。

特に私が今回注目したのはルドンです。こんなにルドンの作品観たの初めてだ…っていうか、「キュクロープス」しか知らん…\(//∇//)\

恐ろしくあるべきひとつ目の巨人をこんなに優しげに愛情深そうに描く人がいるんだ?くらいの認識でしたが、彼は印象派のルノアールやモネと同世代で、印象派が光を捉えようとしたのと同様、彼は夢や無意識を表現し続けたんですね。展示されていたリトグラフはひたすら黒く神秘的で、最近の小説の挿絵に載っていても誰もが現代の画家の絵だと思うくらい現代的でもある。

展示の一番最後にみなが見るなり「おおっ」と声をあげていた「グラン・ブーケ」。依頼主は食堂に飾りたかったので暖色系にして欲しかったらしいですが、あえてルドンは寒色系でまとめたらしい。スッキリとエレガント。いい夢のように甘くもある。まるで口の中に入れるとひんやりと甘い和三盆のようです。人生の半分を越えてから豊かな色彩を用いるようになったルドンの夢は、いい夢だったんだろうか。そうであって欲しいと思う反面、人はつらい時期に精神のバランスをとるためいい夢を見るという話を思い出して少しつらくなった。

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