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2011年4月 5日 (火)

わたしを離さないで ☆☆☆☆

337671view001 立川シネマシティで「わたしを離さないで」を観てきました。会員制度が変わったので、会員になると女性は平日いつでも1000円、土日祝日1300円という超オトク価格で映画が観られます。予約はピンポイント、おサイフケータイで一発でチケットが発券されるし、めっちゃいい。ただシネマ・ツーならスタジアムシートですがシネマシティは段差があんまりないのでちょっと・・・ですが、まあ贅沢は言うまい。

寄宿舎「ヘールシャム」で幼いころから一緒に育ったキャシー(キャリー・マリガン)、ルース(キーラ・ナイトレイ)。トミー(アンドリュー・ガーフィールド)。彼らは「特別な存在」だった。

と書くとなんだか青春群像劇みたいだけど全く違う。設定はSFだけどそれはキモではない。

337671view004 以前「アイランド」という映画がありましてそれと設定はほぼ一緒なんですが、彼らは自分たちの生き方を変えるために脱走したり暴動を起こしたりしない。ただひたすら淡々と自分の生と死を受け入れています。初めはそれをちょっとこわいな・・・と思いながらも観ていましたが、キャシーのセリフで少し納得しました。

「人は誰でもいつか死ぬ。」そしていつ死ぬとわからずに生きている。そして「提供」を4回でだいたい死ぬということは、長い短いの差こそあれ、人生の老いていく段階を表しているのでは?「提供」1回で死ぬこともあるし、意識はあるけど体が動かなくなることもある・・・ある意味色々な私たちの死に至る過程を短くはあるが同じように表現しているようです。

そのなかでどう生きるか?やはり人を愛し、愛されて幸せになりたい。しかも少しでも長く。やがて愛する人を見送り、自分自身も徐々に死に近づいていく・・・自分に与えられた過酷な運命を持った人もいるでしょう。これはキャリー達だけでなく、私たちもそうです。限られた時間の中で、人としてどう生きたいか。SFではなく、現実の問題としての厳しい問いかけを与えられる映画でした。観終わった後ちょっとどよーんとなりますが、ぜひ映画館で観てください。

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