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2010年4月14日 (水)

第9地区

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面白すぎる映画を観てきました。「第9地区」です。あの超名作(?)「ホット・ファズ」や「ロードオブザリング」シリーズのピーター・ジャクソン製作・・・ってものすごい乖離ですが、懐が深い~!そしてこの第9地区もたいしたB級っぷりなんですが、予想外に笑ったりぐっときたり。超大作にだって決して負けないこの迫力!リアルさ!絶対見るべきですよ。リアルだけにグロ注意。

ワシントンでも、ニューヨークでもなくなぜか南アフリカにやってきた巨大UFO。しかし何ヶ月もジーッとしたままなんで、こじあけて入ってみたら彼ら宇宙人は宇宙船の故障による難民だった。しょうがねえな、ってんで居住地区を作り宇宙人らを受け入れたが、それから20年。すっかり居住区はスラム化してしまったので、超国家組織MNUは強制移住を計画、計画最高責任者のヴィカスは人権上の問題をクリアするため宇宙人たちに立ち退き同意書にサインするよう一戸一戸訪問していくが・・・

「人権上」というのは宇宙人の人権です。人じゃないけど。

335765view001_2 この映画を、たとえば小松左京先生の「日本沈没」後の日本人としてみるとまた一層の悲壮感を感じます。他人事ではない。そして不幸な目に遭い虐げられた人の気持ちを実感するにはどうすればいいか?一番手っ取り早いのは同化してみることです。そういう映画です。

そして主人公がホントにごくフツーのカルいおっさんで、この人が大変な目に遭う訳ですが、ヒーローでもイケメンでもないのがリアル。極限状態におかれた人間の変貌ぶりも見せてくれたりして、ほんとにジーンときます。あの金属でできた花・・・彼のもともとの人格をあらわす大切なシーンです。泣ける( ´;ω;`)ブワッ

ヴィカスがガスを浴びてからの彼の身体に起きる一連の出来事はクローネンバーグの「ザ・フライ」を思い起こさせます。歯はショックだ・・・20数年前もかなりショックを受けましたよ。ああ、懐かしい。ジェフ・ゴールドプラムいまだに大好きですよ。こっちも観ていくと面白いと思います。

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