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2009年2月17日 (火)

ディファイアンス

Photo_4 「ディファイアンス」をシャンテシネで観てきました。最近、シャンテシネはTOHOシネマズ系列になり、WEB予約ができるようになりました。やれめでたや。しかもピンポイント予約なので、好きな座席が選べます。これでシャンテに行く回数も増えるというものよ。

007でパリッとブランド物を身につけていたダニエル・クレイヴですが、今回はナチスの追跡から逃げるユダヤ人の役です。ちょっとそうは見えないんですが、観てるうちに慣れてきます。だって、すごい迫力の演技なんだもん。否が応でも呑まれちゃいますよ。

これは事実を基にしたストーリーです。1941年、ベラルーシはナチスの信仰により、ユダヤ人は虐殺・あるいはゲットーに送られてしまいます。ロシア兵は助けないの?と思ってたら、ユダヤ人を捕まえればひとり頭20ルーブルもらえるんで、嬉々として狩りにいそしんでいるありさま。作中にも「神様、私たちは選民としての権利を放棄したい」とあるとおり、どうしてユダヤの人たちはこのような迫害を受けなければならないのか理解に苦しみます。本当に、国がないというのは恐ろしい。しかし国があっても現在恐ろしい目にあっているわけなのですが・・・

両親を殺され、命からがら森に逃げたトゥヴィア(ダニエル)、ズシュ、アザエルのビエルスキ兄弟。しかし逃げている人は彼らだけではなく、どんどん人数が膨れ上がっていきます。人が増えると問題も増える。しかもベラルーシの厳しい冬は越えられるのか?どうやってこの人たちを追っ手から守るのか?そして恐れていた激しい戦闘が起こる。ユダヤの民は生き残ることはできるのだろうか?トゥヴィアはベラルーシのモーゼとなることができるのか?

激しい戦闘と結婚式のシーンが同時進行で描かれます。過酷な状況だからこそ、美しい夢を見たい・・・皆の悲しいほどの平和への渇望に涙を禁じえない、本当に苦しいシーンです。そして次々に襲ってくる苦難は、映画ですが「もう勘弁して、早く誰か助けて」と思ってしまいます。しかしながらその中においても「よく生きる」とはどういうことかを追求しています。観るべし。公開映画館が少ないのがもったいない。

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