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2008年7月14日 (月)

クライマーズ・ハイ

1 マイカル武蔵野ミューで「クライマーズ・ハイ」を観てきました。

あの日、私は大学生で(と・・・トシが・・・)、バイトのお盆休みで帰省していました。ごはん前でしたが、余りにも暑かったのでフジテレビでニュースを見つつ高校生の弟とアイスを食べていました。テーブルの上には麦茶。するとニュース速報が。「・・・ジャンボが行方不明って・・・?」弟と顔を見合わせました。九州は夕暮れが遅いので7時前でも薄明るく、それが薄気味悪く、なんだか落ち着かないような変な気分になったのをはっきり覚えています。もう23年も経ったんですね。

新聞社で速報が流れるシーンではその時の変な気分がよく出ていたと思いますが・・・

2 なんだかこの映画、ヘンなんです。

まず、臭いがしない。この重要な墜落現場。掘り起こしたばかりのちらかった畑みたいな清潔な感じ。せっかく堺雅人がいい表情してるのに、なんだか浮いてます。

編集部もそうです。整然としてて、片付いてる。それに、堤真一がブンヤに見えないのが致命的です。いつもポロシャツ、しかも裾が出てる。この頃のお父さん方は裾をズボンにキチッと入れてた。てか、当時こんなラフなかっこで仕事してたのかあ?

3 懐かしい部分もありました。机の上にパソコンがない。ケータイもないんで、一般の家庭の電話を借りて原稿を読んで伝える。そういえばFAXって会社にしかなかったなあ。

PTSDという概念も当然なかったので、つらいことになってしまった社員もいましたね。

4 それにさ、高島政宏の存在意義ってなんなの?社長のセクハラを隠すために苦労してぶっ倒れる役ですが、当時セクハラって言葉なかったですよ?あったら私、OLの頃一財産築けてますよ。しかも死んだかどうかも言わんて、ほったらかしかい。

確かに160分と言う長い映画を一気に見せたと言う点はすごい。未曾有の大事故を目の前にしてクライマーズ・ハイのような状態に陥った地方新聞社の雰囲気が興味深かったし。でも何かが足りない。テーマがぼやけてる。みんなキャラ薄い。つっこみどころ満載。

せっかく遠藤憲一が渋~い演技してたり(いや~、惚れたね~)、でんでんとかマギーとかもとK2の堀部とか自然な感じでよかったのに、なーんか惜しいカンジの映画でした。

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