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2008年3月19日 (水)

魔法にかけられて

1 TOHOシネマズ府中で「魔法にかけられて」を観てきました。

これ、マジで面白い。自虐こそお笑いの基本だと思ってるんですが、まさにこれはディズニーの自虐ギャグ。コメディーとはかくあるべき。客席もクスクス忍び笑いで満ちていました。

2 アニメの世界で暮らすジゼルは王子様とめぐり合い、結婚式に向かう途中悪い魔女である女王に魔法の井戸に突き落とされ、出てきたところはNYのどまんなか!ここは魔法は通用しないよ!どうするジゼル!

昔私の父親が、オキニイリの白雪姫の紙芝居をソノシートをかけながらやってる私を見ながら「そんな見も知らん(見知らぬ)人と急に結婚できんちゃあ(できませんよ)」と言っていたのを思い出しました。大人になってからわかる父のシニカルさ。子供に言うかな、普通。でもまさにこの映画、そういうテーマなんですよ。これってディズニーの鬼門だよね。シンデレラも眠れる森の美女もあっさり結婚するもんね。でも王家同士の政略結婚なんかそんなものなんじゃないの?・・・て、ますます夢の世界から遠ざかっていく・・・

3

このジゼル役のエイミー・アダムス、かなりイイトシなんだけど声がスイートでこういう役はぴったり。王子様は「X-MEN」シリーズのサイクロプス。こんなコミカルな役もできるんだね。

しかしシニカルなだけではなく、ディズニーらしくフォローもしています。例えば王子様は私らオトナから見るとちょっとアホっぽい(失礼!)のですが、そのじつ心がピュアで穢れなく、愛する人を素直に心のそこから称えることのできるロマンティックな人なのです。また、「愛していることを愛しているっていわなくてどうしてわかってもらえるの?」と公園で歌いながらディズニーランドのパレードのように練り歩くシーンでは、ただ面白いだけではなく(いや、本当に面白いシーンなんですがね)落ち着いて考えたら本当にそうだなあ、とうなづいたりしてしまうわけですよ。

4 意外に笑いがブラックで、これがディズニーとは信じられないくらいです。アニメの森ではヒロインが歌声で呼ぶと森のお友達・・・リスやウサギなど・・・がやってきて小鳥が服のリボンを結んでくれたりするわけですが、なんと現在のニューヨークでは××や×××、××××なんかがやってくるわけですよ。それが部屋のお掃除って、考えられないから!

とにかく観たほうがいいですよ、面白いから。たまにはこういう平和なものをみてスカッとしましょうよ。ラストは割と「そうくるか?!」と意表をつかれたりして、おすすめですよ。

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