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2008年1月25日 (金)

ジェシー・ジェームズの暗殺

4 ジェシーー・ジェームズの暗殺」を府中TOHOシネマズで観ました。今日までプレミアシートだったから。こんなに上映時間が長いなんて知らなかったよ・・・約3時間。上映終わってからケータイの電源入れて初めて気がついたほど、充実してた。

生きた気がしないまま生きるのか、死んだつもりで生きるのか、生きるために殺すのか。

2 ロバートは嬉しくてたまらない。本や雑誌、新聞で幼い頃から冒険談を読み漁っていたマイ・ヒーロー「ジェシー・ジェームズ」と一緒に仕事できるなんて・・・やっぱカッコイー!おっとこまえ~!すげえ~!こんなオトコになりてえ~!

確かに冒頭のジェシー役ブラッド・ピットはすごいカリスマ性を持つ男としてこれ以上のオトコはいないだろうと思わせるほどの圧倒的な存在感を持っています。かっこよすぎて口ボカーンですよ。特にこのシーン。神キター!!

ジェシーはギャング界のスターだということを知らなくても、大丈夫なように作ってくれてます。

3 ロバート役はベン・アフレックの弟、ケイシー・アフレックです。ものすごい演技をみせてくれます。「オーシャンズ」シリーズではいるのかいないのかわからない(ま、そういう役ともいえるが)イメージでしたが、こんなすごい人がいたなんて知らなかった。

よくある話で、マスコミにのせられてある人を偶像化しておいて、実像を間近でよく見るとアレ?とだんだん失望し、かといって自分が相手に追いつけるわけもなく、失望感が大きくなり、しまいには失望感は憎悪にかわっていく・・・という若い人にありがちなカンチガイが主題です。

5 じゃ、超えるにはどうしたらいいのかい?殺しちゃえばいいじゃん。報奨金も手に入るしオレってばスターだ。

あの、ジェシーを殺した男。アメリカイチ有名人になれるよね?そうだよ、そのときはオレがヒーローだ。兄弟や友人の中でいつもイジラレ役だったオレは、ほんとのオレじゃないんだ。

でもこわい・・・いうこときくべき・・・?スキがないし・・・・オレのほうが殺される・・・もう限界だ・・・

1 伝説の英雄・ジェシーはこんなイタいヤツに殺されてしまいます。いや、本当に「殺された」のか・・・?

問題のシーンではジェシーははずしたことがないホルダーをはずし、撃たれるかもしれない相手に背を向け、壁の絵のゆがみをなおします。これを自殺とみるか、信頼している証拠としてあえてそんなことをしてみせたのか、油断だったのか、はっきりしていないそうなのですが、ホルダーをはずす前のブラピの悲しい顔・・・色々なことを連想させる深みのある表情です。

死んだ後も彼はスター。死体のブロマイドは飛ぶように売れ、死んだ場所は聖地のように巡礼する人であふれます。でもロバートは?イタいヤツの考えどおりにはなかなかいかないもんです、世の中は。

この映画、ストーリーも緊迫感があっていいんですが、映像がきれいでしかもシーンごとに工夫がしこんであります。昔のガラスは今のと違ってゆがみがあるのですが、ゆがんだガラスをとおして見るブラピはロバートのゆがんだ視点から見るヒーローである彼や堕ちたヒーローをうまく表現しているし、機関車の蒸気に浮かぶシルエットはまさにはっきりとは見たことがないが神とはこんな風なのではと思わせるようなイメージ、ジェシーが死んで奥さんが嘆き悲しむシーンはピエタのようだし、色々なことを考えながら観られます。

あと印象的なのは、遠くから馬に乗ってくるジェシーを見る人々。何回もこのシーンが繰り返されます。だいたいガラス越しなのですが、その時その時その人その人の感情によってジェシーが違って見える。実像は個々の感情でゆがむということのイメージなのでしょうか。

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