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2008年1月12日 (土)

ベン・ハー

1_3 最近夫婦で古い映画に凝っていて、今日は「ベン・ハー」を借りてきました。TVで途切れ途切れにしか観たことなかったので、失われていたピースがぴったり合ったようで、スッキリした!

それにしても1960年アカデミー賞受賞の作品なのに製作期間6年半、制作費54億円!どんだけ~!

以前井筒監督が「映画は大画面で観てください。監督はTVのサイズでは撮ってませんよ」というようなことを言っていた。珍しくイイこと言うじゃん。まさに、大画面でしか見てはいけない映画ってカンジです。

6_3 見よ、この質感!ほんとにローマ軍の行進を見ているようではないですか。やっぱCGだとこうはいかない。

ユダヤの王族・ベン・ハーは、ローマ人の親友メッサラに裏切られ、奴隷よりひどい罪人の身となりガレー船の漕ぎ手になりますが、将軍の命を助けたことがきっかけで養子となってメッサラの前に現れ、戦車競技で勝利します。王族でありヒーローにもなったベンですが、自分と一緒に投獄され、死んだと思っていた母と妹が業病となり死の谷で生きていたことを知り自暴自棄になりますが、イエス・キリストとの一瞬のふれあいにより魂の安息と幸せを得る・・・というカンジでしょうか。

2_3 やっぱ見所は戦車競争です。実物大のセット、鬼気迫るスタント、これこそ映画!大スペクタクルだぁ!ハアハア

・・・興奮してしまった。いや、最近全部CGで済ませてしまう映画が多いんで、欲求不満なんですよ。リスク高いですしね、気持ちはわかるんですよ?「天国の門」みたいに大コケした映画もありますし。

「天国の門」はダンナとデートで観たな。長い映画で、インターミッション初体験でした。悪くはなかったんだけど興行的には破滅的で、映画会社は倒産するし、マイケル・チミノ監督の致命傷となってしまったのです。

でもこういう映画をみるとやっぱり頑張ってセット組んで欲しいと思うのです。だって、迫力が全然違う。本当にそこにローマが、イェルサレムが目前にあるのですよ。映画でなくて、いったい何がこの感動を味わわせてくれるというのでしょうか。

7 さて、これはガレー船の漕ぎ手になったベン・ハーです。青池保子先生の「アルカサル」でガレー船に乗り込んだ王が「漕ぎ手が垂れ流す糞便の匂いで鼻が曲がりそうだ」と言ってました。まさに、奴隷以下。部品の一部なんですね。ま、色々な漕ぎ手の形態があったようですが(漕ぎ手に貿易の権利を与えていたため大人気の職業になった等)。

この中においてもベン・ハーは希望と気品を失わないのですが、どんなに難しいことか・・・復讐の炎パワーは恐ろしいのです。それにしても、いろんな漕ぎ方があって、興味深い。

4 十字架を背負うキリスト。そういえば宗教色の強い映画なのでした。

とにかく長い。インターミッションどころか前奏曲まである。これが有名なベン・ハーのテーマなんですけど、息子が「ああー、この曲だったんだ!」知らんかったんかい!

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