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2007年10月24日 (水)

パンズ・ラビリンス

2立川シネマシティで「パンズ・ラビリンス」を観てきました。

人は死ぬとき、脳が美しい夢を見せてくれます。それがお花畑などの天国のイメージなのですが、この少女が見たのは果たして脳が見せてくれた幻影か、それとも私達オトナには見えない世界なのか?

帰りのエレベーターの中。8人くらい乗ってましたが、全員なんだかどよーんとした表情でした。もちろんわたしもです。これは「ファンタジー」ではありません。「ダークファンタジー」です。観る前にそれを知っておかないと大変なことになりますよ・・・

3 とにかくこの少女の周辺は過酷です。お母さんの再婚相手はスペインはフランコ政権の大尉。サクサク人を殺したり楽しそうに拷問する、知り合いにはなりたくないタイプの人です。

お母さんは臨月だというのにお父さんの赴任地に車で移動させられてひどく体調をくずして絶対安静。メイドさんと母を診てくれるお医者さんは反政府ゲリラのスパイという居心地の悪さ。画面もずーっと暗くて最近老眼が始まったらしい私の目にはちょっとつらい・・・

人が撃たれるし拷問もあるし、お母さんが苦しんだり、血がドバーっとでたりもうすごいんです。ストレスフルです。しまいにゃあとんでもないコトも起こりますしね。眉間のしわが固定されちゃいます。

1 ファンタジー部門も負けちゃいません。怖い、不気味、気持ち悪い、汚い、ぐちゃぐちゃ、どろどろ、血。オンパレードです。現実から逃避したい少女の想像の世界とするには余りにもひどすぎる。やはりここはファンタジーの世界が存在しているとしたほうがよさそうです。

パン(牧神)だって本当に言ってるとおりなのか謎で信じていいものかどうか最後までわからない。でもそこにすがりつかなければ生きていく気力さえ萎えそうです。

最終シーンは、冒頭で書いたとおりかなり困惑します。どちらなのか・・・私の印象としては暗いハッピーエンドです。ああ、疲れた。

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