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2007年10月19日 (金)

厨房で逢いましょう

1_2 腰を痛めてる間に最終日となってしまった「厨房で逢いましょう」をル・シネマに観にいきました。

ここでこの映画の予告を観ましたが、そのときはグルメラブコメな雰囲気でしたが、見事にミスリードされてしまいました。

4_2 天才シェフ、グレゴアです。体重135キロ、独身。森の中に自宅兼レストランを持っています。テーブルは3つ、ひとり300ユーロの料金をいただきます。「エロティック・キュイジーヌ」と呼ばれる官能的な料理で有名です。一度食べてみたい・・・

銀座でフレンチのうずらを食べたとき、ソースが美味しくてもったいなくて、友達と話しながら食べてたらうっかりパンできれいにぬぐってしまい、あ、どうしよう・・・恥ずかしい・・・という窮地に立ったことがありましたが、この映画ではみなさんそれどころではなく、料理を手づかみで食べたり、お皿をなめたりそりゃあもう大騒ぎさ。すごいぞ、グレゴア!

3_3 そしてこいつがグレゴアが好意を抱く女性、エデンです。こいつはグレゴアの気持ちを知ってて毎週火曜日夜になるとグレゴアの厨房に押しかけ、高い料理をタダで食いやがるけしからんやつです。しかも、後には娘までつれてきます。そうです、カノジョには夫がいるのです。ダンナの話を嬉々としてグレゴアに話すデリカシーのかけらもない頭が楽園のオンナです。

しかし、グレゴアのミューズであることは事実であり、カノジョのおかげで料理はとてつもない進化を遂げるのです。秘密のスパイスは「愛」ですか。・・・まったく。

2_3普通、ダンナのいる女が夜に男の家に通うと噂になります。そして、これまた普通にダンナが怒ります。

彼女のおかげで「愛」を初めて感じることができたグレゴアは、同時に大きなもの・楽園を失うことになります。彼の名誉・ワインカーヴ・家・仕事であり趣味である料理・・・そして・・・

結局最後はハッピーエンドということになっていますが、薄気味悪い。エデンが以前言っていたとおりになってしまうのです。

イヴのせいで楽園を追われてしまうアダムが、意外とその後人間が繁栄するんだよね~ととるか、ヨハネの首にキスする無邪気なサロメの話か。微妙な結末ですが、結構楽しめました。

でも!どうして「厨房で逢いましょう」なんていう能天気な邦題でなければならなかったのでしょう。原題の「エデン」のほうが含みがあるし、観終わったときに納得すると思うんだけど。

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